1998-04-07 第142回国会 参議院 経済・産業委員会 第7号
実際問題といたしまして、このエンドクリン問題は、現在のところ専門的に深く掘り下げた研究ということが一つ重要な問題になってきておりまして、分析化学の問題あるいは医学の問題、薬学の問題、病理学の問題、動物学の問題、生態学の問題など、こういうようないろいろな幅広い分野の専門家によってそれぞれの分野で今深く研究をしていただいておりますが、それを総合的に検討するということがその次の段階として重要になってくるというふうに
実際問題といたしまして、このエンドクリン問題は、現在のところ専門的に深く掘り下げた研究ということが一つ重要な問題になってきておりまして、分析化学の問題あるいは医学の問題、薬学の問題、病理学の問題、動物学の問題、生態学の問題など、こういうようないろいろな幅広い分野の専門家によってそれぞれの分野で今深く研究をしていただいておりますが、それを総合的に検討するということがその次の段階として重要になってくるというふうに
○政府委員(小野昭雄君) 私自身がやっているわけではございませんのであれでございますし、私もそういう分析化学を勉強したわけではございませんから確かなことではございませんが、関係者から聞きましたところでは、ダイオキシンの測定に用いますガスマスにつきましては通常のガスマスでは測定できない、通常のガスマスよりもかなり高額なガスマスを用いなきゃいけないということも聞いておりますし、それから前処理が非常に面倒
警察といたしましては、これらのことから同施設におきましてサリンが製造されている疑いは有しているわけでございますけれども、最終的な判断につきましては、押収物の分析、化学プラント用の施設に対する捜索、検証の結果等を総合的にかつ慎重、的確に行っていくべきものというふうに考えております。
説明の後、構内の施設を視察させていただきましたが、特に工学部資源分析化学講座の実験研究の模様を担当の先生方の御案内で見学いたしました。実験室において、超伝導や新型電池の研究開発に取り組んでいる学生や我が国のトップレベルにある教官の方々にじかに接し、この分野の研究を世界的な水準にまで高めた三重大学の研究の成果に深く感銘した次第です。
当時の状況を振り返ってみますと、分析化学研究所データ捏造事件だとか、あるいはまた原子力発電所や再処理工場での事故の続発、そして原子力船「むつ」の異常放射線漏れ事故、こういうような事故の続発の中で国民の原子力行政全般に対する不信というものが頂点に達した。
○伏見康治君 せっかく新しくつくるんですから、私は臨調が言っているような第三者検査機構というものの性格をできるだけ盛り込んだものになさるべきだということを強く感ずるわけでございますが、科技庁はしばらく前に分析化学研究所かでデータ捏造事件というのがありまして、時の大臣が後に辞職するような羽目にまでなっておりますので、できるだけ気をつけてそういう検査機構というものをつくっていただきたいと思うんで す。
○説明員(大槻晃君) 私自身は分析化学者のために、先ほどからお話ししていますように、化合物を合成する技術の方は持っておりますが、その毒性については私どもちょっと研究しておりませんのでわかりません。
その間に、二及び三、四、五項を申し上げますと、高分子というのは我々原始時代からおつき合いしている材料ですが、分析化学が元素分析までで終わっておりましたために中間の状況をとらえることができなかったために、今世紀になって初めて高分子という概念が構成されて、それが今のような高分子材料の大きな発展を遂げております。
4日本分析化学研究所の放射能測定にあたつてのねつ造データーについての解明を行うとともに、施設等一含む船自体一内外の放射能汚染対策に万全を期すること。5直接、間接的被害については、六十億円にとらわれずに、すみやかに立法措置を講じ、完全補償を行うこと。」最後が大事です。「6定係港については、原子力船「むつ」第一船の出力試験終了後、直ちに外洋に移転することの確約を行うこと。」
周知のように分析化学研究所データ捏造事件、原子力発電所や再処理工場での事故、故障の続発、そして原子力船「むつ」の放射線漏れ事故等によって、原子力行政に対する国民の不信は頂点に達しました。
○中島参考人 この監視機構の問題につきましては、学術会議としましては、実はちょうど一九七四年でしたか、例の分析化学研究所の事件という日本の科学史上大変困ったいわゆる捏造事件というのが起きまして、そのときに学術会議としましては関係の方々にお集まりいただきまして、主として環境放射能の測定体制のあり方について政府に十項目ほどの勧告をいたしております。
まず、この行政懇談会の意見でございますけれども、それは有澤先生がおっしゃったように、これまでの原子力行政が国民の不信を招いたというところからスタートしているわけで、おっしゃった「むつ」の漂流のみならず、分析化学研究所の事件を初めとして、原子力発電所の事故故障が続出した、そういう状況のもとでのみずからの自己批判を要求されているわけでございます。私もまことにそのとおりだと思います。
それから、これもちょっと抽象的になるんで困るんですが、行政懇の意見書の中には「日本分析化学研究所問題にはじまり、」というのが初めのところでずっと書いてありまして、「社会の変化に対応し得なかった原子力行政の硬直さがあったということを銘記すべきで、」云々として「深く反省すべきである。」というふうなことが「はじめに」というところでずっと述べてあるわけですね。
政府も認めているとおり、分析化学研究所データ捏造事件に始まり、原子力発電所や再処理工場での事故の続発、そして原子力船「むつ」の異常放射線漏れ事故で、原子力行政全般に対する国民の不信は頂点に達しました。 原子力利用に当たって最優先にされるべきは国民の安全であり、その中心的な役割りを負っているのが原子炉施設についての政府の安全審査であります。
○瀬崎委員 その場合、私どもは改めてこの原子力行政改革の出発点は何であったかという命題を考えるわけなんですが、これは分析化学研究所のデータ捏造事件があったとか、あるいは原子力発電所や再処理工場で相次いで事故が起こったとかということの頂点に原子力船「むつ」の放射線漏れ事故が起こってまいりまして、そのことから「むつ」の正しい処理、処分はいかにあるべきかという問題と、しかしああいう「むつ」のような事件を引
それと通常の分析化学技術をさらに高度にする技術が必要でございます。 それからもう一点は、これが将来の査察の合理化に役立つ最も重要なものの一つでございますが、核物質の監視であるとか封じ込めの技術を開発する。以上大きく分けまして、技術的にはこの三つの技術が必要でございます。
○伊原政府委員 ただいまの先生の御指摘の点、まことに御指摘のとおりでございまして、実はこの予備費につきましては、分析化学研究所の事件がございましたために、これが予見できない事案であったがために、しかもそれが、ちょうど四十八年度と四十九年度にまたがる時期でございましたために、両年度にかけて予備費の支出をお願いしたわけでございますが、今後は、御指摘のように十分予見のできることでございますし、再びこのような
次いで、いま分析化学研究所の跡を分析センターが発足をしたわけですが、この発足に至るまでの経過を簡単に報告をいただいて、なお発足後の業務内容について簡単に、これも御説明をいただきたいと思います。
○伊原政府委員 日本分析化学研究所の問題か起きましたのは、昭和四十九年一月二十九日に、衆議院予算委員会におきましてこの件が取り上げられまして、これはまことに私ども申しわけないことでございましたが、事実を調査いたしますと、従来科学技術庁が放射能測定調査の委託を日本分析化学研究所、これは財団法人でございますが、そこに分析を委託しておりましたところが、分析を実際に行わないで適当な数字を報告をしたという事実
それから、日本分析化学のデータ捏造事件もありました。また相次ぐ汚職事件など、また「むつ」問題や原子力開発の不正常な状況など、共通して言えることは、公開、自主、民主の三つの原則不在、そして大企業の方に顔を向けた行政の姿勢にこれは問題があるというふうに私は見ております。
○橋本敦君 そこでもう一つ、この委託費の厳正な使途、それから国による監督が制度的に十分でないということを私は一つ指摘したんですけれども、もう一つこれをめぐって国民が持つ疑惑は、たとえば分析化学研究所の問題でも、私どもの不破書記局長が提起をして問題になっておるわけです。データが改ざんされた、こんな疑いがあっては大変なことです。
「同庁の委託により放射能測定調査、原子力平和利用研究などに当たっている日本分析化学研究所の専務理事から、同法人の設立許可と放射能分析調査費の請求交付について便宜な取り計らいをした謝礼として、東京都中央区銀座七の六クラブ(M)外四十数店における個人遊興飲食費の支払いとして、総計五千五百三十万円を各クラブの預金口座に振り込み送金をさせて、同額相当の利益を得て職務に関し収賄した。」